≪情報部会≫三園浄水場見学会

6月25日 情報部会が企画実施した、東京都水道局・三園浄水場(板橋区)の見学会が行われました。

当日は、あいにく突然の豪雨に見舞われ、浄水場内のみの見学となりました。

下記は、部会長の木村SLからの報告です。

 大発見でした。東京の水道水と市販の飲料水とを比較しても遜色がないと言うことが分かったことです。

 その日、6月25日は朝から不安定な天気でした。地下鉄西高島平駅から徒歩10分程度の場所に三園浄水場がありました。

 見学会は、会議室で浄水場の仕組みについてお話を聞くことから始まりました。

 東京では、金町・三郷・朝霞・三園・東村山浄水場がベスト5と言う話から、東日本大震災ではいち早く救援に駆けつけたと言うお話まで、詳しく浄水場運営の内容を解説してくれました。

お話が始まった頃から雨と雷は一層激しくなり、見学会は室内のみになりました。

 三園浄水場は、歴史的背景から工業用水の配水も行っていました。取り入れた水は最初に飲用と工業用に分けられた後に、オゾン水による殺菌、幾重にも重ねた活性炭による浄化装置、薬品処理、その規模の大きさに驚き、そして、安心しました。

 大雨のお蔭で室内の機械装置を細かく見ることができ、浄水場内を歩くことで規模の大きさを改めて知るところとなりました。

 浄水場や給水場では、大きな災害の時に近隣住民に給水できる施設を併設しています。お近くにお住まいの方は是非大きなポリタンクを持って駆け付けて下さい。

 

 見学会が終わる頃には、雷雲も遠ざかり、帰り道には、持ってきた大きな傘がお荷物になってしまいました。

 

                      情報部会/木村孝